Gurnard Murmured

とりとめもない話、そのすべて

ぽえむ 009

揺れるカーテンひるがえり
いくつもの思い出が溢れてく だけど
柔肌に落ちた傷跡なぞり
意味知ることもなく ただ見つめてた
胸に残ったこの思い
伝えられず去る君の背中に そっと
触れられたなら これからを
生きてゆく 勇気を持てるのかな
 
過ぎ去った時間だけが
二人を繋いでも
痛みを分かち合えずに
本当の言葉さえ 聞けずにいたんだね
 
愛だなんて 言えないきっと
わからない 君のことばかりで
優しかった あの日のハンカチだけ微笑みかけてる
 
頬を撫でる夏髪の
香りにまどろんで夢みたい
 
いくつも失ったけど
遣る瀬無い思い出も
もう一度会いたいんだと
願う それだけを今も夢みて
 
さようならは 言えないかな
演じてる道化師の顔して
優しかった あの日の教室には声だけ響いてる
 
興味ないだなんて強がってた
嘘つきで独り善がりの君
優しかった それは知ってたけど笑顔は悲しく見えたよ
巡り巡ってく 季節を超えて
いつの日か 桜の咲く頃に
不器用でも笑われちゃってもいい また名前読んで
 
 
 

youtu.be

 

 

魔王魂様より「アフレラ」のメロディをお借りしました。

幕末志士制作のフリーゲーム「キリザキ君は。」をモチーフにしております。
利用規約読み込んで幕末志士はフリー素材宣言してるのでおそらく大丈夫なはず…)